楓葉経霜紅(ふうようはしもをへてくれないなり)

楓葉経霜紅(ふうようはしもをへてくれないなり)
楓の葉は、霜を経ていっそう鮮やかに紅葉する。
苦しい時期が大成の糧になる。

自然に四季があるように、人生にもそれがあります。
霜に覆われているように感じる時期は、ひたすら苦しい忍耐の時かもしれません。
くじけそうになることもあるでしょう。
しかしそれは、ジャンプアップするために、からだを沈み込ませ、力をためている時でもあるのです。
十分にためて、高く飛躍してください。

耐えて、ためるから、高みに飛躍できる。

枡野俊明老師